この記事で分かること
- 「Dixit」のおすすめポイント
- 「Dixit」のルールについて
- 楽しく遊ぶコツ
Dixit(ディクシット)は、設定した「お題」を参考にして、語り部(親番プレイヤー)が選んだカードを当てるゲームです。
このときの「お題」は、語り部がカードの絵柄から連想できる言葉を設定します。
2008年にフランスで発売し、2010年にはドイツ年間ゲーム対象を受賞しています。
今回は、そんな有名ボードゲームのおすすめポイントと遊び方を紹介していきます!
それではさっそくどうぞ!
おすすめポイント
自由な発想で楽しさは無限大!
Dixit(ディクシット)は絵札から言葉を連想するゲームですが、抽象的なイラストからは見方によって無限の発想が生まれます。
例えば、下のイラストからは、「気球」「空」「引越し」「青」など着目する点によって全く異なる言葉を連想できます。
ゲームを進めていくと、「そう捉えるのか」と感心する場面も多く、他の人の考えに触れることができる点は楽しさのポイントです。
また、逆にカードからは全く連想できない言葉が設定されてしまい、親番の人にツッコミを入れて楽しむといったパターンもあります(笑)
誰とでもワイワイ楽しく遊べる!
年齢や性別など自分と異なる考え方を持つ人とゲームをすると、自分では思いつかないような発想に出会いやすく、より一層楽しむことができます。
また、勝敗はつきますがコミュニケーションを重視しているゲームなのでギスギスした雰囲気にならずワイワイ楽しく遊ぶことができます。
デザインがかわいい!
あまり凝ってない・かわいくないアイテムだと少しがっかりしますよね。Dixit(ディクシット)のカードはとてもかわいらしいイラストとなっていてクオリティはかなり高いです。
プレイヤーのコマもウサギの形をしていて良いですね。
ちなみに、カードサイズは79mm x 120mmです。かわいらしいイラストですし、カードを綺麗に保管したい!という方はスリーブの着用をご検討ください。
ルール説明
- プレイ人数:3〜6人
- 所要時間:60分
使用アイテム
- ゲームボード(得点表示板)
- カード(84枚)
- 1~6の数字が表示された投票トークン36枚(6色各6枚)
- ウサギコマ
勝利条件
- 30点に到達
- 山札の最後の一枚を引いた時点で、得点が最も高い人が勝利
ゲームの準備
- 各プレイヤーは、ウサギコマを1個選び、得点表示板の「0」のスペースに配置する
- 絵柄のついたカードをシャッフルし、各プレイヤーに6枚ずつ配る
- 残りのカードを裏向きにしてテーブルに置く
- 選んだウサギコマと同じ色の投票トークンを受け取ったらゲームスタート!
お題を決める
プレイヤーの一人がそのターンの語り部(親番)になります。
語り部は自分の手札からカードを一枚裏側にして場に出し、絵柄から連想される言葉を考えてお題をつけます。
お題は単語、文章、はたまた歌でも構いません。絵柄から連想される言葉なら何を言ってもかまいません。
お題が決まったら、語り部以外のプレイヤーは、自分の手札からお題に合うカードを1枚選び、語り部に渡します。
カードを当てる
語り部はすべてのプレイヤーからカードを受け取ったら、絵柄が表になるようにランダムに横一列に並べます。このとき、左から順に、1番、2番・・・と番号が割り振られます。
語り部以外のプレイヤーは、並べられたカードの中から語り部が選んだであろうカードを予想し、予想した番号の投票トークンを裏向きで置きます。
自分で出したカードに投票することはできません。
得点集計
- 全員語り部が選んだカードに投票した場合:
語り部 0点
語り部以外 2点 - 語り部が選んだカードに誰も投票しなかった場合:
語り部 0点
語り部以外 2点 - 上記以外の場合(語り部と語り部以外のカードに投票がある):
語り部 3点
語り部に投票したプレイヤー 3点 - 語り部以外のプレイヤーで、自分の選んだカードに投票された場合:
投票されたプレイヤー 投票数 x 1点
得点計算例
下の写真の状態で、それぞれの選択したカードが下記の場合
"1"のカード:「赤」のプレイヤー
"2"のカード:「黄」のプレイヤー
"3"のカード:「緑」のプレイヤー
"4"のカード:「青」のプレイヤー(語り部)
"5"のカード:「桃」のプレイヤー
青が語り部なので、語り部が選択したカード "4" に投票した「赤」「黄」と、語り部の「青」に3点が入ります。
また、桃が "2" 緑が "1" にそれぞれ投票しているため、"1" と "2" のカードを選択した「赤」「黄」にそれぞれ1点が追加されます。
以上をまとめると、このターンの得点は次のようになります。
"1"のカード:「赤」 4点(3+1)
"2"のカード:「黄」 4点(3+1)
"3"のカード:「緑」 0点
"4"のカード:「青」 3点
"5"のカード:「桃」 0点
ターン終了
得点を集計した後は、得られた得点の分だけウサギコマを進め、各プレイヤーは手札が6枚になるように、山札から補充します。
時計回りに語り部を交代し、山札がなくなるまで繰り返します。
ゲームのコツ
「DIXIT」は「お題の選定」→「お題のカードを当てる」というシンプルなゲームですが、簡単なお題だと得点が入らず、また難しいお題でも得点が入りません。
丁度いい塩梅のお題を選定することが勝利のカギとなります。
どう表現するのが丁度いいのか考えると意外と難しく、他の人のお題に感心することもしばしばです。
おわりに
ボードゲーム「Dixit(ディクシット)」をご紹介しました!
年齢を問わずみんなで楽しく遊ぶことが可能で、コミュニケーションに重きを置いているため、みんなでワイワイしたいときに最適です。
絵柄もかわいらしく、個人的にもおすすめ度の高いボードゲームなので、ぜひ楽しんでみてください。
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